6月26日~6月30日までは、七十二候『菖蒲華(あやめはなさく)』。菖蒲の花が美しく咲き始める頃ということです。
”いずれアヤメかカキツバタ”・・・これはどちらも優れていて優劣をつけ難いという意味ですが、確かに「あやめ」「かきつばた」「はなしょうぶ」はとてもよく似ていて、私はいまだに区別がつきません。
5月上旬に咲くのが「あやめ」、5月中旬に咲くのが「かきつばた」、そして5月中旬~6月下旬に咲くのが「はなしょうぶ」と言われていますので、この菖蒲華(あやめさく)は、菖蒲華(はなしょうぶさく)が正しいのではないか?と思ってしまいます。
3つの花の見分け方のポイントは花弁の付け根をみると、あやめ→網目模様・かきつばた→白く細い線が入っている・はなしょうぶ→黄色い菱形模様、だそうです。咲く場所も違い、あやめ→水はけの良い草地・かきつばた&はなしょうぶ→水辺や湿地に咲きます(かきつばたはより水辺)。こうやって写真を見ると、ハナショウブが一番豪華できれい?そして、「あやめ」と「かきつばた」はやっぱりよく似てますね。”いずれアヤメかカキツバタ”・・・本当にその通りです。 心ほっこり編集室:小川 薫