今朝、久しぶりに5時に目が覚めたので散歩に行ったのですが、曇り気味だったこともあり、「あれっ?今朝はちょっと涼しい・・・」と思ったのです。そしたら、今日8月28日~9月2日までは、七十二候の「天地始粛(てんちはじめてさむし)」でした。地球温暖化で日本列島は「亜熱帯気候」になりつつあるのでは?と最近よく思いますが、8月の終わりをむかえようやく暑さが弱まり始める頃・・・秋らしい涼しさが訪れる頃・・・少しずつ少しずつ冷たい空気がを感じる頃・・・である「天地始粛(てんちはじめてさむし)」です。去年の8月末にも、処暑とこの天地始粛のことを私はブログに書いていました。この時期になると、ついついこの「始粛」(はじめてさむし)という言葉にすがりたくなり、書きたくなっちゃうんですよね~。
そしてもう一つ、立春から数えて210日目は日本の雑節の一つ「二百十日」です。今年は9月1日となりますが、農家の「三大厄日」とも言われている「二百十日」。これは台風に気を付けましょうという日です。今、日本列島の周りには何と!3つの台風が発生しています。「トリプル台風」ですね。直接はあまり関係ないかもしれませんが、天地始粛(てんちはじめてさむし)と同様、昔の人は本当にすごいなあ・・・と思うのです。 心ほっこり編集室:小川 薫