小川 薫 自己紹介へ

【旬を食べよう《9月》】

2022/09/17(土) 日々のこと情報発信

今月の旬<9月>筋子鮭や鱒の魚卵で、卵巣に入ったままの卵巣膜でつながった状態のものを筋子、筋子の膜をとって卵をバラバラにしたものがイクラです。筋子もイクラと同様、EPAやDHAなどの不飽和脂肪酸、高い抗酸化力をもつアスタキサンチン、ビタミンA・Eなどを豊富に含んでいます。
栄養豊富な筋子ですが、コレステロ-ルや塩分が高めなので、食べ過ぎには注意しましょう。朝のだるさや貧血に効果的なので、朝ごはんのお供に食べるのがおすすめです。

鮭にも色んな種類が存在するため、種類ごとに筋子の名前を変えて呼ぶことがあります。例えば、白鮭の筋子→鮭子(サケコ)、紅鮭の筋子→紅子(ベニコ)、銀鮭の筋子→銀子(ギンコ)、鱒の筋子→鱒子(マスコ)、キングサ-モンの筋子→キング子・・・など。
何か、紅子とか銀子とか可愛らしい呼び名ですよね。

鮭は、産卵終えると死ぬようにプログラムされているといいます。でも「鮭は死んでも生きている」と言われるように、死んだ鮭は寒い冬に必死に餌を探す鳥や熊等の餌になり命を繋ぐ役割があり、そして死んだ鮭は微生物によって分解されプランクトンとなり自分達の子孫の餌になるというわけです。
死ぬことで自分達の子孫の生きる源となる・・・まさに!「鮭は死んでも生きている」です。  心ほっこり編集室:小川 薫