こんにちは、工事部の新井隆元です。
この時期、屋根の上での作業はホント過酷です。職人さん、毎日ありがとうございます。

今日はそんな屋根についてお話ししたいと思います。屋根の下地の骨組みを垂木(たるき)といいますが、この垂木が設置された状態、私は大好きです。
魚の骨のようにきれいに連続して設置された状態、なんとも美しくありませんか。

この垂木をタルキックという高強度のビスで留めて引き抜きに耐えるようにします。➀、②

画像

➀垂木設置

画像

②タルキック止め

そして、垂木の上にベニヤ(構造用合板 厚み12mm)を敷きならべます。
ベニヤは、なんとヒノキです。補助金の対象になります。(補助金が関係ないときは針葉樹合板)このベニヤのことを野地板といいます。昔は杉の板などで作っていました。古い家の小屋裏に登って上を見ると見えますよ。

当社の屋根は野地板も構造に関係しているため、決められた釘で、決められた間隔で釘を打って水平剛性を確保しています。(たいていはN50という釘で150mmの間隔)

野地板が完成し施工状況をチェックするのですが、完成した野地板の上からの景色はどこも眺めがよく、無事、上棟した安心感とともなって私の好きなひと時です。③、④

画像

③野地板釘止め

画像

屋根上からの景色