先日、日よけのスタイルシェイドをつけたお話をこのブログでしましたが、実はこの話には、もう一つ追加の出来事がありました。
この取り付け作業は2階の窓だったため、足場を組む必要があり、足場屋さんに来ていただきました。足場は、職人さんの安全を守るために必要である事はもちろんですが、しっかり安定した姿勢で作業をすることは、きちんとした作業の質を保つことにつながります。
朝一番、これから作業に入る旨の気持ちのよい挨拶をしてくださった後、手際よく作業を進めてくださいました。しばらくすると連絡が…
『軒天に穴があいていますよ』 『えっ?!』
送っててくださった写真を見ると、作業場所からは少し離れた、建物の一番高い屋根の裏側、(ここを軒天(のきてん)といいます。)に、決して小さくはないであろう“穴”が確かに存在しています。毎日この軒の下を歩いているのに、出窓が邪魔をして軒が見えにくかったこともあり、全く気がついていませんでした。
拡大して見てみると、何か物体がぶつかったような穴です。強風で飛ばされてきた物がぶつかったのかもしれません。でもそれがいつの出来事なのか…認識がないため見当もつきません。気づかない間に、鳥が入り込んで巣を作ったり、雨水が漏入したらもっと面倒なことになっていました。見つけてくださった足場屋さんには、本当に感謝です。ありがとうございます!
急遽、軒天の修理もできるよう足場を拡張してもらいました。ここまで足場を組むとほぼ建物の外周の2分の1。せっかくなので、建物の外壁の塗り直しもこの際行おうと言うことになり、後日改めて建物全体に足場を組んでいただくことになりました。
実は外壁の塗り直しは以前から考えていたのですが、忙しさにかまけて、つい延び延びになり、年数が経ってしまってました。今回の出来事で、家の周囲の点検や、定期的なメンテナンスは怠らないほうがいいなと言う教訓にもなりました。
さて、軒天の修理代ですが、火災保険に加入している保険会社に相談をしてみました。損傷箇所の写真を複数枚送り、判断を仰いだところ、ありがたいことに保険対応可能とのお返事が返ってきました。補償範囲の広い「ワイドプラン」に加入していたことも幸いでした。
普段保険を扱う立場で、"お客様の困った"にお勧めした保険が役に立つととても嬉しく感じてきましが、今回自分がその状況に陥ったことで、より保険のありがたさが身に染みた出来事でした。
管理部 渡邉雅代