小川 薫 自己紹介へ

【旬を食べよう《5月》】

公開日:2024/06/07(金) 更新日:2024/06/07(金) 日々のこと情報発信

■行者ニンニク

北海道の山菜として知られ、ニンニクのような香りがしますが、ネギやニラのように葉や茎の部分を食べます。滋養強壮や疲労回復、免疫力アップに効果があるアリシンがニンニクよりも多く含まれ、血行促進作用や強い殺菌作用もあり、高い健康効果が期待できます。行者ニンニクはシャキシャキとした食感が特徴なので、さっと茹でておひたしやナムルで頂くのがおすすめ。また、醤油に漬け込めば長期保存ができ、春の味覚を一年中味わえます。

修行僧が食べていたことで「行者」、匂い(臭い?)がニンニクに似ていることから「行者ニンニク」という名前が付きました。北海道の先住民族アイヌの人達が好んで食べていた事から、地元では「アイヌネギ」とも呼ばれています。私はニンニクがあまり得意ではないので、この行者ニンニクは一度も食べた事はありません。何でも、ニラのアクを強くした感じだそうです。

前にNHKの「あさイチ」で、ニンニク臭を消すには何が一番効果的か?ということを実験していました。コーヒ-・牛乳・緑茶・リンゴとある中では食べた後の直後臭ではダントツ「リンゴ」が効果あったのですが、翌日には臭いが復活してしまうのだとか。翌日臭に効果あるのが牛乳なので、ニンニク臭を消す最強のコンビは『皮付きリンゴを切ってその上にヨ-グルトをかける!』だそうです。私にはあまり関係ない話ですが、ニンニク好きな方・・・特に行者ニンニク好きな方は、是非お試しあれ。   心ほっこり編集室:小川 薫

4ページ (全22ページ中)