今日は『富士弁講座』の第24回をお送りします。(心ほっこり平成29年8月号より)
はろ〜えぶりばでぃ。9月に入ってから朝晩思わず「寒っ!!」と思う日が増えました。空もちょっと高くなり色も秋の色になってきました。いよいよ秋到来という感じですね。
さて、今月の富士弁は「じょん」です。
意味は"上手(じょうず)"。使い方としましては「あの娘は子供の頃から歌が"じょん"だったよね〜」といった具合です。そして「あんたは、ま〜ったく人をその気にさせるのが"じょ~ん”なんだからぁ」と、じょ~んと伸ばしたりすると、よりほめ言葉感が際立つわけです。(でも、ちょっと嫌味を込めて使う事もあるので、そのへんは要注意(~_~;)
もっとリズミカルに歯切れがいい使い方としまして「あんた、じょんじゃん」(君、上手だね)なんていうのも有りです。決して「君はジョンだよね」と言う意味ではありませんから(笑)余談ですがこの富士弁の「じょん」とは違いますが、子供のサンダルとか草履等の事を「じょんじょん」と言うのも静岡県独特の使い方です。
では又来月お会いしましょう。お楽しみに〜。しぃ〜ゆ〜あげいん♪
小川編集長から一言
「じょん」?!?!?!⋯いや〜今月も又驚かされる富士弁登場です。「じょん」って⋯私、初めて聞いた言葉だと思います。「じょんじゃん」ってアハハハ〜受ける♪どう考えても「ジョンじゃん(君はジョンだよね)」にしか思えない。でも、子供の履物の事を「じんじょん」と言ったのは、何となくですが昔の記憶の中にかすかにあります。
”じょ~~ん”と伸ばして褒められてみたいなあ(笑)しかし!嫌味が込められているのかどうかの判断ができるかどうかは、ちょっと不安ですけどね。!(^^)!