新井 隆元 自己紹介へ

【配管-NO.2】

公開日:2024/07/25(木) 更新日:2024/07/25(木) 家づくりのこと日々のこと情報発信

こんにちは。建築部の新井です。

前回、配管の詳細に触れられなかったので、ちょっと当社の配管がどんなものかご説明いたします。

画像

画像

 

給水管、給湯管はポリブデン管という耐熱性、耐久性に優れた樹脂管を使っています。自由に曲げることもできるので継ぎ手が少なく漏水の心配がありません。また、樹脂製のため錆びの発生による水質汚染の心配がありません。

 かつて使われていた鉄管は、リフォームなどで水回りの解体をするとサビサビで今にも折れてしまいそうな状態になっていて処置に困ってしまいます。
その点、ポリブデン管はそのような心配はありません。

もう一つ、湯水はヘッダーと呼ばれる分岐器具を経由して配管されるために無駄なルートを経由せずに必要なところへ給水、給湯されるため節水効果があります。さらにヘッダーから先の管は小口径と呼ばれるΦ13mmの管を使用しているために配管内にたまっているお湯や水が少なく(捨て水が少ない)、これまた節約につながります。

お湯、水の目印になっている管の周りを覆っている部材は管の種類をわかりやすくするのはもちろんですが保温材にもなっているので、湯水の温度変化を防いでくれています。
湯水の管もそうですが、排水管も現在は長期優良住宅の維持管理の項目の「管をコンクリート内に埋め込まない」というのがあるためスリーブを用いて万が一の時には配管の交換ができるようになっています。

普段、見ることのない給排水管ですが、実はいろいろなところに工夫が施されているのです。  建築部:新井隆元

 

 

3ページ (全22ページ中)