■きんかん
1月~3月に旬を迎える「きんかん」。ジャムや甘露煮などで食べることが多いですが、生のまま皮ごと食べることもできます。ビタミンンCがたっぷりで栄養価が高く、皮ごと食べることもできます。かつては薬として利用されており、風邪予防や咳止め、抗アレルギ-作用、発ガン抑制作用、生活習慣病予防などにも効果があるといわれています。濃い色で艶があるものを選び、乾燥しないようにビニ-ル袋などに入れて保管しましょう。
本来は「金柑」という字を書きます。(金→果実が熟すると黄金色になることから、柑→ミカン類の総称)。私は柑橘系に嫌いなものをありませんが、昔はきんかんはちょっと苦くて酸っぱくて・・・何となく薬のイメ-ジがあり苦手でしたが、最近のきんかんは改良されて本当に美味しいですよね。特に静岡市清水区で栽培されているという『こん太』という金柑はメロンより甘い金柑界のホ-プ♪調べると樹の上で完熟させるので糖度は20度以上になるそうです。そのまま食べてももちろん美味しいのですが、凍らせてスライスしてバニラアイスにかけると最高だとか。ちなみに『こん太』の”こん”は、キンカンの枝の一部が突然変異しているのをたまたま発見したのが「近藤さん」という方で、その近(こん)をとって『こん太』にしたのだそうですよ。(*^-^*) 心ほっこり編集室:小川 薫