小川 薫 自己紹介へ

【旬を食べよう《7月》】

2023/07/21(金) 日々のこと情報発信

■ビ-ツ

ボルシチに欠かせない野菜として知られるビ-ツ。赤紫色の根菜ですが、赤い筋が入った葉はベリ-リ-フの一つとしても用いられます。ス-パ-ではあまり見かけませんが、6月~7月と11月~12月の収穫時期には直売所などに並ぶことがあるので探してみましょう。カリウムや鉄、葉酸などを含み、抗酸化作用のあるポリフェノールも豊富です。ビ-ツは皮ごと丸のまま酢を少し加えたお湯で茹で、冷めてから皮をむいて使うときれいな色が楽しめます。

「ビ-ツ」はケルトの言葉でBette(赤)が語源。古代エジプトやギリシャなどで当初薬目的で栽培されていた野菜です。赤かぶに似ているのでカブの仲間かと思ったら、何と!実は!ほうれん草と同じ仲間なのです。ファミレスなどのサラダバ-の中に入っていて食べた事はありますが、買った事は一度もありません。ビ-ツは『食べる輸血』と呼ばれているそうですね。
まあ色的にもそんな感じはしますが、血管の筋肉をしなやかで柔らかい状態を保ってくれり「見た目も中みも若返る」ス-パ-フ-ドなのです。糖度も高く、平均的なイチゴと同等で砂糖の原料となる甜菜(てんさい)と同じ品種といいますから、食べやすい野菜かもしれません。

今日さっそくス-パ-フードのビーツをス-パ-に探しに行ってみようと思います。”食べる輸血”・・・すごい!そそられる~! 心ほっこり編集室:小川 薫