石川 定 自己紹介へ

【富士弁講座 -第52回-『線引き』】

2024/10/23(水) 日々のこと

今日は『富士弁講座』の第52回をお送りします。(心ほっこり令和1年10月号より)

 【富士弁講座『線引き』

 はろ〜えぶりばでぃ。朝晩めっきり涼しくなり、夏の間は私から離れていた愛猫プリンも最近は私に寄り添って寝ています。うれしい

さて、今月の富士弁は『線引き』です。

標準語で言う「ものさし」「定規」の事ですが、これが方言だとは思っていない富士市民は多いと思われます。標準語で「線引き」というと、境界線を引いて区切ることを指しますが、線を引く道具の事を「線引き」とは言わないようです。他の地方から来た人に、「ちょっとそこの線引きを取って」と言ってもわからないらしいですよ。
 
ちなみに、「定規」と「ものさし」は別物ってご存知でしたか?「定規」は線を引くもので、「ものさし」は長さを測るものです。ただ、一般的な定規は目盛もついていて長さも測れるようになっているのがほとんどですが。私が大学に通うために上京して、あの有名な高級フルーツ店「千疋屋」の名前を初めて聞いた時、「線引き屋?それって文房具店?」と思ったのも無理もない話だったんですよね(笑)。
 
では又来月お会いしましょう。お楽しみに〜。しぃ〜ゆ〜あげいん♪
 

小川編集長から一言
私も最初、富士市で生まれ育ったお友達から、「そこの線引き(せんびき)取ってくれる?」と言われた時に、ちょっとびっくりしたのを覚えています。えっつ?それって何の事?とは思いませんでしたが、せんびき⋯確かに線を引くものだけど、やっぱり私は定規って言いますよね。ものさしって言うと竹のものさしを思い出します。あの端から目盛が付いてて、確か5cm刻みに赤い丸がついていましたよね。数字も書いてなかったし透明でない不便さも今思うとあったのですが、何か竹のあの温かい感触、私は好きでした♪時々背中の痒い時にも重宝してました~(*^-^*)
 

『心ほっこり』とは、弊社が毎月発行している 月刊ニュースレターで、家づくりのお得な情報から生活情報、スタッフ手書き(本音がチラホラ??)などなど様々なコーナーがあります。

 『富士弁講座』は、平成27年7月号-Vol.101-より新コーナーとして連載が始まり、令和6年ですでに100回を超える大人気コーナーに成長しています。

最新号をHPでも掲載しておりますが、このブログでも少しずつご紹介させていただきます。掲載時の時事ネタなども話題にされており、「そう言えば、あの頃そんなことがあったよね」と懐かしみながらお読みいただければ幸いです。 

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