石川 定 自己紹介へ

【富士弁講座 -第51回-『いいにする』】

2024/09/20(金) 日々のこと

今日は『富士弁講座』の第51回をお送りします。(心ほっこり令和1年9月号より)

【富士弁講座『いいにする』】

はろ〜えぷりばでぃ。寒がりな私は"冬は苦手"と思われているかもしれませんが、実は冬の方が好きなのです。なぜかと言うと、暑い夏の日にクーラーの効いた部屋で涼しい〜と感じるよりも、冬のものすごい寒い日にコタツの中に肩までもぐった時のあのとろけるような気持ち良さの方が数段上なのです。それと、子供の頃の楽しいイベントの記憶は全て冬にある・・・が好きということになるわけです。
 
さて、今月の富士弁は『いいにする』です。
 
意味としましては「やめにする」です。標準語で「良しとする」というのがありますが、「いいにする」は若干ニュアンスが違うのです。「良しとする」は100点とは言えないけれど及第点はクリアしているので"『"可”としようという事ですが、「いいにする」は成果の良し悪しは関係なく止めてしまうのです。
 
使い方としましては「ひゃ〜かったり〜から、いいにするか」(もう疲れたからやめにしようか)とか、「今日のタ飯のおかず、もう一品作ろうかと思ったけど、時間がないからいいにしたよ」なんて感じです。調べてみると「いいにする」を漢字で書くと「良いにする」ではなく「好いにする」らしいです。ん〜今月はこの辺でいいにするか(笑)
 
では又来月お会いしましょう。お楽しみに〜。しぃ〜ゆ〜あげいん♪
 

富士市民は「いいにする」をよく使ってます(笑)正直私には、良しとするの"いいにする"と、成果の良し悪しは関係なく止めてしまう"いいにする"の微妙なニュアンスの違いは今一つわかりません、でも、このゆる〜い感じの"いいにする"が、何か聞いてていい感じで、私の好きな富士弁の一つです。「只今の時刻は夜の7時25分、ひゃ〜かったり〜から、いいにするか・・・なぁ」

『心ほっこり』とは、弊社が毎月発行している 月刊ニュースレターで、家づくりのお得な情報から生活情報、スタッフ手書き(本音がチラホラ??)などなど様々なコーナーがあります。

 『富士弁講座』は、平成27年7月号-Vol.101-より新コーナーとして連載が始まり、令和6年ですでに100回を超える大人気コーナーに成長しています。

最新号をHPでも掲載しておりますが、このブログでも少しずつご紹介させていただきます。掲載時の時事ネタなども話題にされており、「そう言えば、あの頃そんなことがあったよね」と懐かしみながらお読みいただければ幸いです。 

 心ほっこりとは→こちら

 富士弁講座『心ほっこり』掲載版→こちら

 

 

 

1ページ (全43ページ中)