小川 薫 自己紹介へ

【旬を食べよう《12月》】

2022/12/15(木) 日々のこと情報発信

■あんこう

旬を食べよう12月

フグと並んで鍋の王様といわれる食材「あんこう」は、捨てるところがないといわれる魚。身、皮、水袋(胃)、肝、ヌノ(卵巣)、エラ、ヒレ(とも)はまとめて「あんこうの七つ道具」と呼ばれています。あんこうの身は85%以上が水分でできているため、100gあたり54kcalと低カロリ-。一方、肝は401kcalと高カロリ-ですが、ビタミンAやビタミンEが豊富で滋養強壮に効果的です。皮やヒレにはたっぷりのコラ-ゲンが含まれ、美肌や関節痛緩和などの効果が期待できます。

「あんこう」と一般的に呼ばれている魚には、「あんこう」と「きあんこう」の2種類があります。他に頭の上の長い背びれ(誘因突起)の先端を光らせ疑似餌のようにして光に寄ってくる小魚を食べる「提灯あんこう」、この提灯あんこうは基本的には食用にされません。でも食べた人が言うには、「身は若干の弾力があるが張りのある弾力ではなく、例えるなら質の悪いナタデココ・・・鮮度の落ちたエビの刺身という感じ。味も旨味も特になく深海魚の臭いがあり、さらに口の中にまとわりつくような粘性があり、飲み込んだ後には口の中に粘り気が残りました。」とのことです。・・・いやだ~絶対に食べたくない!です! 
心ほっこり編集室:小川 薫

 

1ページ (全43ページ中)