1年を24に分割した二十四節気。今日から5月5日の「立夏」までが、第6節である「穀雨」です。
”雨が降って百穀潤す”という意味からきている言葉「穀雨」。
「二十四節気」 |
この時期に降る雨を「百穀春雨(ひゃっこくはるさめ)」といい、種まき等を始めるのに適した時期でもあります。
この「春雨」、本来は「春小雨」と書いて、”はるさめ” 読むのだそうですね。そう言われると、春小雨と書いて”はるさめ”の方が、何となく春の静かな雨という感じがして情緒があって素敵♪ 春雨と書くと、一気にあの食べ物の ”はるさめ” 感が強くなるから不思議です(笑)
最近会社で宅配弁当を利用しているのですが、そのおかずの中によく入ってくる「春雨」と「ビーフン」・・・この二つの区別が私はつきません。
春雨とビーフンの違いは材料。春雨は豆や芋のデンプンから作り、ビーフンはうるち米のデンプンから作るのだそうです。
どちらにしても、美味しい食材です。
穀雨を過ぎるといよいよ初夏に季節は移ります。去り行く春を惜しみつつ、この一番過ごしやすい季節を楽しみたいと思います。
心ほっこり編集室:小川 薫