石川 定 自己紹介へ

【富士弁講座 -第49回-『とっくのとんま』】

2024/07/20(土) 日々のこと

今日は『富士弁講座』の第49回をお送りします。(心ほっこり令和1年7月号より)

富士弁講座『とっくのとんま』

はろ〜えぶりばでぃ。7月に入りました。最近我が家の庭で栽培しているミニトマトが、実を付けてはいるのですが、『完熟を狙ってギリギリまで収穫しないでいると、割れて台無しになってしまう(汗)』を繰り返しています。結局スーパーで買ってくるはめに⋯トホホ((+_+))

さて、今月の富士弁講座は『とっくのとんま』です。

(富士弁という狭い地域というよりは、どちらかというと静岡弁?)意味は「ずっと前に」。『とっくのとんま』は「とっくのとう」という事です。この「とっくのとう」を漢字で書くと、「疾っくの疾う」となり、「疾」とはずっと昔という意味なので、「とっくのとう」は「とっく」を更に強めた言い方です。それに対して「とんま」は「まぬけ」と言う意味なので、本来は「疾っく」に付く言葉ではないように思われます。ただの語呂合わせに付いてるだけではないでしょうか?

定番の使い方としましては「そんなの"とっくのとんま"に終わってるわ!」
"とっくのとんま"私は普通に話の中で使っているような気がします(笑)

では又来月お会いしましょう。しぃ〜ゆ〜あげいん♪


今月の富士弁講座「とっくのとんま」にしませんか?と石川先生に言ったら、「ええっ?!それ標準語じゃないの?」びっくりしていました。いや〜(~_~;)標準語ではないと思うのですが⋯(笑) 静岡県でよく使われる方言の中でも、この「とっくのとんま」は、可愛い静岡弁というジャンルの上位にランクしているようです。この方言を知らなかった方!是非使っていただけたらと思います。相手との距離がぐっと縮まる感じのするとても楽しい方言ですので(^^)/

『心ほっこり』とは、弊社が毎月発行している 月刊ニュースレターで、家づくりのお得な情報から生活情報、スタッフ手書き(本音がチラホラ??)などなど様々なコーナーがあります。

 『富士弁講座』は、平成27年7月号-Vol.101-より新コーナーとして連載が始まり、令和6年ですでに100回を超える大人気コーナーに成長しています。

最新号をHPでも掲載しておりますが、このブログでも少しずつご紹介させていただきます。掲載時の時事ネタなども話題にされており、「そう言えば、あの頃そんなことがあったよね」と懐かしみながらお読みいただければ幸いです。 

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