小川 薫 自己紹介へ

【旬を食べよう《9月》】

2024/09/15(日) 日々のこと情報発信

■いくら

鮭の卵である「いくら」は、産卵時期である9月~11月に味わえます。旬の「いくら」は栄養価が高く、抗酸化作用があるアスタキサンチン、不飽和脂肪酸であるDHAやEPAが豊富に含まれアンチエイジングや生活習慣病の予防効果が期待できます。またタンパク質やビタミン類も豊富で、健康にも美容にも嬉しい食材です。栄養豊富な「いくら」ですが、食べ過ぎると塩分やカロリ-、コレステロ-ルのとり過ぎになるので注意しましょう。

「いくら」の語源は、ロシア語で魚の卵全般を示す「ikra(イクラ)」が由来しています。日本ではサケ科の産卵前の卵を一粒づつバラバラにしたものを「いくら」と呼びます。
私は「いくら」はどうしても食べられません。何故苦手なのかというと、父が狩野川でよく鮎釣りをしていたのですが、その時の釣り餌がこの「いくら」でした。パラフィン紙の上に一粒ずつピンセットできれいに並べていた姿が今でも忘れられません。その時から「いくら」は私の中では鮎釣りの餌なのです。

一度お友達が「自分の作るイクラの醤油漬けは絶対に生臭くないし、本当に美味しいから騙されたと思って食べてみて!」と言われて初めてほんの少しだけ口にしたのですが・・・やっぱりダメでした(-_-;)母や妹、そして姪っ子達は「いくら」が大好きで、回転寿司でよく美味しそうに食べているのを見て、内心「それ鮎の餌だよ」と思ったものです(笑)    心ほっこり編集室:小川 薫