■モロヘイヤ
6~9月に旬を迎えるモロヘイヤは、ほうれん草の2倍以上のβカロテンを含むほか、ビタミン類やミネラル類も多く栄養たっぷり。粘り気が暑さで弱った粘膜や消化器官を保護してくれるので、夏バテ予防にもおすすめです。栄養を無駄なく摂るには、βカロテンの吸収率をアップする油と一緒に食べるのがおすすめ。和え物にはオイルを垂らしたり、ス-プにはベ-コンを加えたりしましょう。また、栄養が溶け出さないよう短時間でサッと茹でましょう。
モロヘイヤは、5000年以上前からエジプトを中心に中近東などで食用とされてきました。古代エジプトの王様が重い病気にかかりどんな薬を飲んでも治らなかったのに、モロヘイヤスープを飲んだらたちまち回復したのだとか。それ以来モロヘイヤは「王様の野菜」とよばれるようになりました。(モロヘイヤの語源はアラビア語で王様の野菜のことを”ムルキ-ヤ”と言うことから)
私は、オクラ・明日葉・なめこ・長いも・モロヘイヤなど、ネバネバ野菜が大好きで、エンドレスで食べていられる気がします。重い病気の王様が元気になったというモロヘイヤのス-プというのはまだ食べた事がないので、上に書いてあるようにベ-コンとか入れて作ってみようかと思っています。
モロヘイヤはクレオパトラも好んでよく食べたと聞きます。ということは・・・きっと美容にもすごくいいってことですよね。モロヘイヤの色んな食べ方を調べて「クレオパトラ-」になっちゃいましょうかねぇ(* ´艸`)クスクス 心ほっこり編集室:小川 薫