お茶でご一緒しているお友達が「1年待ったおせんべいが届いたの♪」
と言って紙袋を差し出してくれました。
「?…1年??」
「注文してから一年かかったの♪」「えーっ‼︎!!!」
本当は"一年半待ち“と注文時に言われていたそうですが、コロナで観光客が減ったので店売り分を回して下さり、少々早めの到着となったそうです。
そんな貴重なおせんべいを…と恐縮しつつもありがたく頂戴しました。
川崎の堂本製菓さんの「大師巻」というお煎餅。紙袋には神奈川県指定銘菓と書かれています。
パッケージの巾着袋には鳥獣戯画、兎と亀の相撲の場面です。投げ飛ばされた兎がユーモラスですね。(川崎大師と相撲は何か縁があるのかしら⁇)
一年待ちのおせんべいと聞くと、勿体なくていただくのも大変勇気がいります。心していただかねば!としばらくパッケージを眺めること数日。
意を決して食べることにし開封!
肝心のお煎餅はというと…‼︎
見た目は、歌舞伎揚げのような揚げ煎にお海苔が巻いてあります。
ですが、口元に持ってくると、ふわっとお海苔の良い香り〜♪口に入れるとパリッとお海苔が音を立て、揚げ煎はなんとも軽く、油っぽさは全くありません。お醤油の風味と相まってこれは本当においしいです。
※お海苔には、日本人が旨味を感じるイノシン酸・グルタミン酸・グアニル酸が含まれていて・・・海苔と醤油のゴールデンコンビ♪ に うるち米 というプラチナトライアングルの取り合わせの妙が響いてきます♪(詳しくは→旬をたべよう《12月》新海苔 をご覧ください)
早速ホームページで注文ができるのかしらと覗いてみたら、『2022年お届けの注文は締め切らせていただきました』・・・。
友のありがたさをしみじみと感じる年の瀬です。
管理部 渡邉雅代