■はちみつ
はちみつの旬は、ミツバチが花の蜜を集める春。成分の80%を果糖とブドウ糖が占める「はちみつ」は、紀元前から食用や薬用として利用されてきた歴史があり、エネルギ-源として活用されてきました。また整腸作用や美肌効果があるほか、ポリフェノ-ルが含まれているため、免疫力を高めたり、アンチエイジングの効果も期待できます。殺菌成分もあり、口内炎の治療には有効です。栄養満点の「はちみつ」ですが、1歳未満の赤ちゃんには与えてはいけません。
ミツバチはその一生をかけて、働きずめ働いてやっとスプーン1杯の「はちみつ」を集めるといいます。そして働きバチの寿命は1ケ月。その働きバチの仕事は、羽化~3日目⇒巣の掃除、4日~15日⇒子育て、15~20日⇒巣作り・門番、ここまでが内勤ですね。そして、20日~⇒蜜・花粉採集し一生を終えるのだとか。最後の蜜・花粉採集は巣の外に出る外勤なので危険がいっぱい。命がけで蜜集めをするわけです。これが働きバチの一生の仕事分担で、ひっきりなし働くので寿命が短いということらしいです。何かこういうのを知ると「はちみつ」は大事に大事に、そして感謝の気持ちをもって食べなくてはと思ってしまいます。 心ほっこり編集室:小川 薫