今日は『富士弁講座』の第18回をお送りします。(心ほっこり平成28年12月号より)
はろ~えぶりいばでぃ。いよいよ2016年も残すところ1ヵ月を切りました。何かと慌ただしくて、気持ちばかりが先に立ち、つんのめりそうになる今日この頃です。…ん?つんのめる…これは標準語でしょうか?方言なのでしょうか?…まっいいか。
さて今月の富士弁講座は「ちんぶりかく」です。
これは、"すねる" "ふくれっ面をする" "ふてくされている"むすっとしている"と言うような意味です。「ちんぶりかえる」とも言います。「ま〜ったく、ちぃ〜とばか怒られたぐりゃあで、ちんぶりかえるんじゃねぇ〜よ」などと使います。
昔、静岡県出身の長澤まさみさんが、記者会見で使ってしまった事は有名な話。長澤さんも標準語だと思って何のためらいもなく使ったのではないかと想像できますけどね。そうそう、「ちんぶりこく」とも言います(笑)。それにしても"ちんぶり"に関しては語源も成り立ちも一向に見当がつきません。…珍しいブリか?
それでは来年も富士弁講座でお会いしましょう。お楽しみに~。しぃ〜ゆ〜あげいん♪
小川編集長から一言
「ちんぶりかく」「ちんぶりかえる」は私も知っている言葉だし、小さい頃に言われた記憶もかすか遠くにあります。でも「ちんぶりこく」は・・・きゃははは~使ったことがありません。一気に富士弁っぽくなりますね(笑)いいわ~♪
好評企画!石川先生の富士弁講座ですが、今年もいろいろ勉強させていただきました。先日、今後のスケジュールを石川先生と打ち合わせしたのですが、いや〜恐るべし富士弁!!まだまだ無限にある感じです〜♪どこまで続けられるかわかりませんが、富士弁がある限り!先生には「ちんぶりこかず」に頑張っていただきたいと思います。