六月の晦日は、夏越の大祓。
年の前半のけがれを取り、残り半年間の安寧を願う古くからある神事。
今年ほど、この夏越の祓えを大切に思う年もないと感じます。
富士宮に出かけることがあったので、お浅間さんに立ち寄り、
茅の輪くぐりをしてきました。
この茅の輪くぐりは、夏越大祓神事のお祓の一つの形だそうで、
神社の説明文によると、
『遠い我々の祖先は、堅い地表を破って現れる茅がやの芽に霊的な力を感じ、
その茅がやの霊力を借りて罪やけがれを祓い清め、災厄を免れようと考えたものです。
古くは、小さな茅の輪を腰につけたり、門口に飾ったりもしました』 とあります。
掲示されている作法に則り、
左右左と3回茅の輪をくぐってから
いつものように神前へ進んで参拝します。
いつもと違うこともありました。
手水舎の柄杓がなくなり、新しい清め方になっていたこと、
拝殿前の鈴が外されていたこと…
ホームページの更新にともなって、
これまでのお家の写真を見返す機会をいただきました。
ページを開くたびに、
お客様のお顔や、交わした会話が浮かんできます。
どうか年の後半も
皆様 ご無事でお過ごしいただけますように・・・