■カンパチ
ブリと同じように成長とともに呼び名が変わる出世魚で、関東では80㎝以上、関西では60㎝以上のものをカンパチと呼んでいます。養殖物は通年出回りますが、天然物は夏から秋が旬で、刺身で食べられることが多く、ほんのり桜色をしているのが特徴です。
コリコリとした食感を楽しみむなら鮮度が良いうちに、旨味を味わうなら一晩寝かせてから食べるのがおすすめ。生活習慣病の予防効果や脳を活性化させるDHAやEPAが豊富に含まれています。
ブリ・ヒラマサ・カンパチは「ブリ御三家」とか、「ブリ三兄弟」と呼ばれています。特にカンパチは味・食感に優れている高級魚。ところで魚の名前には魚へんがついてるものが多いのですが、このカンパチを漢字で書くと「間八」。これは、カンパチの目と背びれの間(人間でいうと眉間のあたり)に黒い線があり、顔を正面からみると「八の字」に見える事から「間八」となったそうです。
私の持ってる、さかなクンの『おしえて!さかなクン2』でも、”カンパチは「八」の字の模様がお名前に” と書いてありました。さかなクンはカンパチの味を、深い上品な甘さと。このての魚は私はちょっと苦手だったのですが、今度その上品な甘さを味わってみようかと思います。 心ほっこり編集室:小川 薫