今日は『富士弁講座』の第23回をお送りします。(心ほっこり平成29年5月号より)
はろ〜えぶりぃばでぃ。暖かくなりましたね〜というか、日によっては、エッ?真夏日⁈と思うような暑い日もあったりして面食らいます。今年の夏はパルケエスパーニャ…いや、違う!違う!エルニーニョ現象の影響で、過去最高の暑さかんて噂もちらほら(汗)
さて、今月の富士弁講座は、「いごく」です。
「動く」の事で、もっと発展して「いのく」とも言います。
使い方としましては、「これ、ちょっとじゃまだから、そっちへ"いのかして"」とか、「わりゃ、人ばっか使ってにゃ〜で、ちっとは自分で"いのけ"!!」なんて使い方をします。更に上級者になると、「いのく」の活用形で「いのかす」が「いのきゃ〜て」(動かして)などと変化していきます。この辺になると、ちょっと初心者には聞き取るのが難しいかもしれませんね〜(笑)
では又来月お会いしましょう。お楽しみに〜。しぃ〜ゆ〜あげいん♪
小川編集長より一言
「いごく」「いのかす」・・・確かに私の周りでも時々飛び交う言葉です。でも・・・やっぱり使わな~い。「ちょっとぉ、そこは私の場所なんだから、“いのきゃ~て”よ!」・・・えっ?使い方違ってる?・・・「動かして」という意味なので、荷物に対して使うのだそうです(汗)
いつも思うのですが、富士弁の活用形はホントに難しくてなかなか上級者にはなれませんが、でも言葉のリズムが本当に楽しい♪大好きです。「いのきゃ~て」ですよwwwwwww