新緑の緑がまぶしい季節となりました。5月8日からは新型コロナウィルスも5類に移行し、これからは人々の行動も活発になることでしょう。
さてこれからの時期、活発になるものが他にもあります。住まいにまつわる虫…「シロアリ」です!古い木造家屋でシロアリの被害にあったと言う話はよく聞きます。
そこで2回に渡って「シロアリの特徴」と弊社の行っている「シロアリ対策」についてお話しします。
木造住宅に被害を及ぼす日本の代表的なシロアリは2種類「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」です。
4月から5月ごろの昼間、特に雨の後、羽アリを見かけたら、それはヤマトシロアリかもしれません。
またイエシロアリの羽アリは、6月から7月ごろの日暮れから夜に出現します。
よく似たクロアリの羽アリとの違いは下図をご覧ください。実はシロアリの外敵はクロアリ。なのでクロアリのいる場所にはシロアリは少ないと言われています。
ところでシロアリはゴキブリの仲間…ってご存知でしたか?それに対してクロアリはハチの仲間。胴のくびれが、「ない」or「あり」も納得です。
シロアリもクロアリと同様に「仲間」を大切にしてエサを分け合って生活しています。ですが!シロアリはとても貪欲で、たくさんの餌が手に入る場所にいても新しい餌場を探しているというから驚きです。
いずれにしても、これからの時期は建物の周囲に羽アリが発生していないかを注意して見る必要がありますね。
次回は、建築工房わたなべの「シロアリ対策」についてお話いたします。 営業部 石川定