今日は『富士弁講座』の第45回をお送りします。(心ほっこり平成31年3月号より)
はろ〜えぶりばでぃ。最近は春らしいポカポカ陽気の日もあり、ズポンの下のタイツ(ももしきではありません)を履こうか、やめようか迷いつつ、まだ履き続けている私です。
さて今月の富士弁は『のっくむ』です。
これはポピュラーなので皆さんもおわかりだと思いますが、「飲み込む」という意味です。
使い方としましては「いつまでもクチャクチャ噛んでにゃ〜で、とっとと飲っくんじゃえ!」とか「あっ!噛んでたガム飲っくんじゃった」なんて感じで日常的に使うわけですね。ところが、仕事の覚えが悪いことなどを指す「飲み込みが悪い」は「飲っくみが悪い」とは言いません。そこはあくまでも「飲み込みが悪い」です。
「飲っくむ」の更に進化系パージョンでしょうか、私の死んだ婆ちゃんは、「くん飲む」とよく言っていました。婆ちゃんは富士の今泉出身だったので、おそらく富士弁(吉原弁)だと思われます。
飲っくむで思い出すのは、かつてのサザエさんのエンディングで、サザエさんがお菓子を飲みこむときのあの声!皆さんはどう表現しますか?私は「フッガフッグッ」です(笑)
では又来月お会いしましょう。しぃ〜ゆ〜あげいん♪
小川編集長から一言
「のっくむ」⋯富士の方はよく使いますよね、石川先生の「死んだ婆ちゃん」の"くん飲む"は最高〜ウケます(笑)
先生の口から、「テレビのチャンネル権を握ってた死んだ婆ちゃんが言ってた!」という言葉をよく聞きます。まあ言うならば、"富士弁の教祖様⋯富士弁のカリスマ的存在⋯"ですね、石川先生の「死んだ婆ちゃん」は。そうそう、他にも石川先生の「死んだ婆ちゃん」はプロレスが大好きだったそうですよ。あっつ!そういえば私の「死んだお婆ちゃん」もプロレス好きで、プロレス中継を見ながら、それっ!いけっ!やっつけろ!とか言いながら身を乗り出して興奮してテレビを見ていました。私にはプロレスの何が面白いのかさっぱりわからず、プロレス中継よりお婆ちゃんのそのパフォ-マンスを見てる方が面白かった記憶があります(笑)
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