今日は『富士弁講座』の第48回をお送りします。(心ほっこり令和1年5月号より)
はろ〜えぶりばでぃ。いよいよ苦手な梅雨入りが迫ってきています。湿度の上昇と比例して"クリンクリン+クシャクシャ"になってしまう私の天然パーマ。悩みの種なのです((+_+))
さて、今月の富士弁講座は『しゃばく』です。
意味は、「破く」「引き裂く」ということです。標準語でもある「捌く(さばく)」からきているのかと思って辞書で調べてみましたが、「捌く」には同じような意味はなく、最も近いものでも「鳥・魚などを切り分ける。解体する。」でした。富士弁の「しゃばく」も、ちょときれいに言うと「さばく」ですが、ちょっと意味合いは違うのです。
使い方としては、「思いっきり踏ん張ったら、ズボンのケツが"しゃばけ"ちゃった!」とか、「テストの答案用紙を焦って消レゴムで消してたら、しゃばけちゃった!」なんて感じで使います。
また勢いよく"しゃばく"様を「ひっしゃばく」と言います(笑)もうこれは富士弁ではかかせない、すごく強調したい時のおなじみの「ひっ!」ですね。「ま〜ったく!旦那が他の女と映ってる写真を見つけちゃったから"ひっしゃばいちゃったよ"」⋯ねっ!"ひっ"がつくと、腹立ち感がより強調されますよね(~_~;)
では又来月お会いしましょう。しい〜ゆ〜あげいん♪
「しゃばく」・・・よく聞きますね~この言葉も。「うわっ!、釘にひっかけて服が"しゃばけちゃったよ〜"」なんてね。でもやっぱり私達チーム沼津は、「破けちゃった」と言うと思います(笑)すごい不思議なのですが、"魚をしゃばく"とは言わないのだそうで、魚はあくまでも「さばく」なのだとか。私が思うに、ハサミとか刃物とかを使わずに破くことを"しゃばく"と言うのかなあと。スパッときれいに切れていない、ギザキザ感な感じ・・・どうでしょ?
『心ほっこり』とは、弊社が毎月発行している 月刊ニュースレターで、家づくりのお得な情報から生活情報、スタッフ手書き(本音がチラホラ??)などなど様々なコーナーがあります。
『富士弁講座』は、平成27年7月号-Vol.101-より新コーナーとして連載が始まり、令和6年ですでに100回を超える大人気コーナーに成長しています。
最新号をHPでも掲載しておりますが、このブログでも少しずつご紹介させていただきます。掲載時の時事ネタなども話題にされており、「そう言えば、あの頃そんなことがあったよね」と懐かしみながらお読みいただければ幸いです。
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