今日4月28日は「象の日」。1729年に江戸幕府八代将軍徳川綱吉に献上しようと、中国の商人がベトナムから長崎に2頭の象を連れてきました。象は1ヶ月かけて京都で中御門(なかみかど)天皇の御前に披露されたのが4月28日。
そこから又1ヶ月かけて江戸まで運んだのだとか。残念ながら1頭は途中で死んでしまったそうですが、何と象が歩いた距離は1000km!大変な道のりです。
干支にある動物だと色々調べる機会があるのですが象はなかなか・・・。で、せっかくですので色々調べてみました。
象トリビアその1:象の飼育員さんは象の前ではたとえ園長に対しても敬語は使わない。象はとても賢いのでその会話から上下関係を察し、象からなめられたり馬鹿にされた飼育員さんは踏み殺ろされる危険がある。
象トリビアその2:象は葬儀をする。これは有名な話で、仲間が死ぬと順番に並び死骸をなでたり土や葉をかけたりして弔ったりする。
象トリビアその3:象はとても賢く鏡に映った自分を見て自分だと理解できる。これができるのは人間等の大型霊長類とイルカと象のみ。
象トリビアその4:象の歯は奥から前へ押し出されて6回生え変わる。そのストックされている歯がなくなる時が寿命。歯が無くなる=餓死。
象トリビアその5:象は10km以上離れた仲間とも10Hz前後の低周波音を使って会話ができる。でも人間にはそれは聞くことができない。
まだまだ色々な「えっ?!そうなの?!」がありましたが、今日4月28日の象の日にわかった事は、とにかく象は「頭がとても良い!」という事でした~。
心ほっこり編集室:小川 薫