■太刀魚
その名のとおり刀のように細長く平べったい形で銀色をした太刀魚。真夏から秋にかけてが一番脂がのって美味しい時期です。上品な味わいの白身魚でありながら、濃厚な旨味が特徴の美味しい魚で、新鮮なものは生でいただくこともできます。加熱しても身が固くなりにくいので、塩焼きのほか、揚げ物や煮つけなど色々な調理法で味わえます。選ぶ際は、表面が輝くような銀色のもの、キズがないもの、触ってみて弾力があるものがおすすめです。
タチウオには「太刀魚」ともう一つ「立ち魚」という説もあります。それはタチウオが普段は深場の砂地に群れて生活していて、夜エサを求めて浮上し、捕食時は立ち泳ぎをして頭上を通り過ぎる獲物をパクリ！これって普段はウミヘビのようにクネクネ泳ぐのですが、泳ぎがあまり上手ではないので獲物に追いつけないんだそうです。なので、立ち泳ぎで気配を消して獲物を待って捕らえる方法にしたのだとか。
私は、タチウオがちょっと苦手です。姿形が･･･というのもありますが、身が柔らかいところと骨が結構あるところがダメです。でも、タチオウ＋レモン＝更年期障害の予防、タチウオ＋梅干し＝疲労回復＆骨粗しょう症予防なのだとか。これは絶対に食べないと♪ですね。 心ほっこり編集室：小川 薫