梅雨のこの時期、雨が少ないのはありがたいのですが、この灼熱地獄。現場の職人さんはどうか気を付けて作業していただきたいものです。
現場報告です。
前回お話しした基礎のコンクリートを打設して基礎が完成したら、いよいよ土台を設置して建て方の準備が開始されますが、その前に床下に張り巡らされる給排水の配管工事を行います。
写真で見られる水色の管は水、ピンクの管はお湯。一目瞭然ですよね。外部から基礎下に入ってきた1本の配管が、ヘッダーと呼ばれる分岐器具を経由して各水場(トイレ、洗面所、浴室、キッチン等)へ振り分けられます。
なんか美しくありませんか?私はこの基礎と配管だけの状況の絵が結構好きです。カチッとした無機質なコンクリートの中を動きまわる配管との対比が何とも言えない美しさを感じます。鉄道好きな私はヘッダーから各部屋に出ていく配管が中央ステーションから各地方へ旅立っていく線路のようにも見えてしまって今風に言うと、とても『エモい』(使い方合ってる?)
建築部:新井隆元