今日は『富士弁講座』の第37回をお送りします。(心ほっこり平成30年7月号より)
はろ〜えぶりばでい。今年(平成30年)は関東甲信地方は、6月29日に梅雨明けしたと発表されました。早っ!! 6月に梅雨が明けるなんてびっくり。ここ東海地方の梅雨明けはいつになるのでしょうか?
さて、今月の富士弁講座は、『しょっくち』です。
意味は、入り口・始まり・最初の時間的、両方の意味での入り口を指します。おそらく漢字にすると「初口」と書くのではないでしょうか。
使い方としましては「佐藤さんちは、あの角を曲がった"しょっくち"の家だよ。」とか、「試合の"しょっくち"で、相手チームの1人が退場になって、有利な状態で戦えただよ。」などという使い方をします。
同じような意味で「しょっぱな」という言葉がありますが、これは東京で使ってもOK 。でも「しょっくち」は、東京では当然のことながらNG。学生時代、東京で暮らしていましたが、どこからが方言でどこまでが標準語なのかは、人に指摘されるまでわかりませんでした。
さすがに、「〜だら」は、方言だと言う認識はあったので、気をつけて極力使わない"NGワード"グループに入れていました。でもこの"〜だら"と言う疑問を含んだ断定言葉は本当に使いやすい(笑)ぜひお試しあれ♪
では、また来月お会いしましょう。しぃ〜ゆ〜あげいん♪
小川編集長から一言
関東甲信越地方・・・この甲信越とは「甲→甲斐の国(山梨県)・信→信濃の国(長野県)・越→越後の国(新潟県)」の事・・・この旧、国名、よく、NHKの大河ドラマ等のナレーションで出てきますが、"虫殺し(645年)の大化の改新"の後に定められたわけです。旧国名の日本地図を見ると、静岡県って伊豆・駿河・遠江(とおとおみ)の3つの国に分かれているんですよね。最近、日本の歴史が・・・面白くて♪石川先生は、歴史も結構いけてますので、いつか『日本の歴史講座』も!(^^)!