静岡県側からは昨日富士山頂に雪が積もっているのが見えましたので、やっと「富士山初冠雪！」と思ったのですが、静岡県側から見えても初冠雪にはならないということで、ようやく今日11月7日に甲府地方気象台の観測所で確認され「富士山初冠雪」となりました。
これは1894年の統計開始以来最も遅い記録だとか。確かに11月に入っても、ど～んと目の前に雪の何もない夏の富士山がそびえていました。
この初冠雪の規定ですが、『いつ：8月1日～翌年7月31日までの間、どこから：山麓の気象官署から観測、何を見る：山頂に雪が積もっている事』となっているそうです。雪が積もっていても山頂が雲に隠れて山麓から見えない場合には初冠雪とはならず、山に登って雪が降っていることがわかってもだめ･･･とにかく甲府地方気象台からの目視なのです。なぜ甲府なんだろう？なぜ静岡地方気象台ではないのだろう？と前からすごく疑問に思っていました。
調べてみましたが、これという理由は見当たりません。富士山の麓の三島測候所や河口湖測候所などが無人化し、甲府地方気象台のみになったというのが答えではないかということです。何となく富士市民としましてはすっきりしないものはありますが、仕方ありません。
そして今日は、秋分と冬至のちょうど中間にあたる二十四節気の「立冬」です。暦の上では今日から冬･･･冬支度を始める目安の時期です。これから朝晩の冷え込みも強くなって季節の変わり目となりますので、温かい食べ物や飲み物・暖房器具などで体を温めて、体調管理に気を付けたいと思います。
心ほっこり：小川 薫
