今日は『富士弁講座』の第43回をお送りします。(心ほっこり平成31年1月号より)
はっぴ〜にゅ〜いや〜♪まだまだ富士弁はあります!・・・ので、今年もゆる〜く(笑)頑張りたいと思っております。昨年同様、この富士弁講座をどうぞ宜しくお願い致します。
さて、今月の富士弁は『こぐ』です。船を漕ぐの「こぐ」ではありません。イントネーションも漕ぐ(↘️)ではなく、こぐ(↗︎)です。
意味は、抜根する、掘り出すという事です。
使い方としましては、「この大根は、今朝こいできたばっかりだから新鮮だよ。」とか、「そこいら辺の雑草は、全部こいどいてくりょ〜」と言う感じです。ここで気をつけなければいけないのは、「こぐ」は根こそぎ取る事なので「草むしり」とは、ちょっと意味が違い、雑草を根から除去する事が大きなポイントです。
過去に学んだ富士弁"いける"(2017年3月号)との併用で、「この梅の木をこいで、新しく松の木をいけといてくんなぁ」(この梅の木を抜いて、松の木を植えといて)等という高度な使い方が出来たら、もうあなたは立派な富士市民です(笑)
では又来月お会いしましょう。しぃ〜ゆ〜あげいん♪
小川編集長から一言
2019年最初の『富士弁講座』は「こぐ(↗)」でした。いや〜年の初めから笑わせてくれます(笑)こぐ(↗)なんて私は一度も使ったことのない言葉です。"こぐ"を船を"こぐ"以外で使うなんて、恐るべし富士弁!イントネーション↗↘ の使い方が私にはとても難しくてハードル高し!です。「こぐ」を使う場合はその都度頭の中で考えては、頭を上に向けたり、下に向けたりして、この「こぐ」を使っております(=^.^=)