2009年2月:【Simply Palm】
皆さんこんにちは。寒い日が続きインフルエンザも猛威を振るっておりますが、皆さんは風邪などひいていませんか?私はいたって元気で、新年から忙しく仕事をさせていただいています。
今月号の『ひげ日記』では、私の仕事の相棒のお話をさせていただきたいと思います。仕事の相棒、無くてはならないもの、それは手帳です。
手帳は仕事の歴史…と言います。私の手帳もまさに仕事の歴史です。ただ私の手帳は一般的な紙の手帳ではありません。私が愛用しているのはPDAと呼ばれている電子手帳です。私と電子手帳との付き合いは長く、すでに15年位になります。
当初5年間くらいは紙の手帳と電子手帳を併用していました。そんな私が完全にPDAに移行するきっかけとなった一台の機械がありました。それは1999年に日本IBMから発売されたWorkPadC3というものでした。そのPDAはWindows上で動くものではなくPalmOSという独自のシステムで動きます。わたしはそのPalmOSというシステムに惹かれ、そして夢中になってしまったのです。仕事の事をはじめ、何事にも凝り性の私は専門誌、月刊誌、パソコン通信、インタ-ネット、さらには秋葉原の専門店をまわりいろいろな情報を集め、夢中でカスタマイズして使用しました。紙の手帳と比較したときのメリットは、その即時性です。例えば今日のスケジュ-ルを見たい時は、スケジュ-ルボタンを押すだけで、待つことなく瞬時にその日のスケジュ-ルが表示されます。3年後に免許の更新、などという数年後の予定も入力しておけばうっかり忘れることもありません。また、デ-タさえこの中に放り込んでおけば『検索機能』を使ってすぐに探すこともできるのです。さらに安心なのは、Palmが壊れたり機種を買い換えたりしても、デ-タがパソコンの中にも入っていますので、新しい機械をつなげてボタンを押すだけでデ-タは復旧できるようになっているのです。
現在私が使っているPalmの中には1999年以降のお客様の引渡し日や打ち合わせ日などをはじめ、すべての予定やメモ、地図や電車の路線図から時刻表、金利の計算ソフト、さらには大安や仏滅などの六曜のデ-タまで仕事で使う資料や記録がすべて詰まっています。約10年間の私のスケジュ-ルのすべてがこの中にあります。紙の手帳と違い10年分のデ-タを入れても重くなったり厚くなったりもしません。私にとってお金では買えないまさにプライスレスな記録のつまった手帳なのです。紙の手帳が好きな方も多く、好きな理由もそれぞれあるとは思いますが、私にとってはこのPalmは仕事の上でとても大切な相棒なのです。
これを読んでPalmに興味をもたれたかたはいつでも私に連絡をください。私はかなりのマニアなのできっとショップの店員より詳しいと思います。
最後に、先ほどニュ-スがはいりました。皆さんもご存知の木造ハウスメ-カ-が自己破産を申請し破産手続開始決定を受けたそうです。大きい会社だから安全・安心という時代は既に終わっています。私たちは小さくても強い会社を目指します。これからもこのPalmの中にお客様との記録と思い出をたくさん詰め込んでいけるようがんばって行きたいと思っています。 来月号は皆様の役に立つ情報をご提供したいと思います。
それではまた…。