2023年09月:【『エンジョイ・ベ-スボ-ル』】

みなさまこんにちは、渡邉です。朝晩はかなり涼しくなり、もうすぐ待ちに待った秋の到来です。

しかし、気が付くともう9月で、あっという間に今年も残り13になってしまいました。年末に後悔しないよう、一日一日を大切に精一杯努力して過ごしたいと思います。

さて、今年の夏は色々なスポーツで盛り上がりました。最近は「バスケットボールワールドカップ2023」。1次ラウンドでは、フィンランドから金星を挙げ、順位決定ラウンドでもベネズエラとカーボベルデに連勝し過去最多の3勝。

アジア最上位となり、2024年に開催されるパリオリンピック出場権を獲得しました。自力で五輪出場権を獲得するのは、1976年のモントリオール大会以来48年ぶりの快挙とのこと。

渡邊雄太やジョシュ・ホーキンソン、河村勇輝、比江島慎、そして女子日本代表を東京オリンピック銀メダルに導いたトム・ホーバス・ヘッドコーチなどが時の人となりました。

また、「全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)」では、慶応義塾高等学校が昨年の覇者 仙台育英を破り、107年ぶり2度目の優勝。サラサラヘアや、監督を「さん」づけで呼ぶ自由な雰囲気も注目されました。

「エンジョイ・ベ―スボール」は1991年に監督に就任した上田氏に始まり後任の森林監督に引き継がれ、そして30年の時を経て選手たちが花を咲かせたことになります。今月号の「ひげ日記」は、そんな慶應義塾高等学校野球部の部訓に、素晴らしいと思う言葉がたくさんありましたので、皆様にご紹介させていただきます。

■慶應義塾高等学校野球部 部訓

・日本一になろう。日本一になりたと思わないものはなれない

Enjoy Baseball(スポーツは明るいもの、楽しいもの)

・礼儀正しくあれ。どんな人に対しても、どんな場にあっても、通用するのは人間性。一人一人の人間性が慶応義塾の評価を決める。挨拶は人との最初の勝負。

・自分一人で生きていると思うな。自分一人で野球をやっていると思うな。周りの者に感謝の気持ちを持て。感謝の気持ちは「ありがとう」世の中にそれほど以心伝心はない。言葉は使ってはじめて活きる。

・時間厳守。組織が成り立つ、人の信頼を勝ち取る最大の武器。

・他人の悪口を言うものの周りにはいつも悪口ばかり言っている者が集まる。自分の不運を嘆く者の周りにはいつも同じ類が集まる。結果とは関係なく自分のやっている事にプライドを持て。君は誇り高き我慶應義塾の同志だ。

・グランド、用具は大事に。最後に神様が微笑んでくれる。

・闘争心を持て。ただし相手を口で罵倒するような事はやめよう。相手の好プレーには拍手を送ろう。

・自分の評価は自分でしろ。人の目、人の評価を気にしてばかりいると、パイプが詰まる。

今回紹介したのは、ほんの一部です。興味のある方は下記ホームページをご覧ください。

https://keio-high-baseball.com/philosophy-1/

■さいごに

皆さん、いかがでしたか?野球部 部訓、なかなか深いですね。私は思わず頷いてしまうものがいくつもありました。日中はまだまだ暑いです。皆さんも季節の変わり目に体調を崩さないよう気を付けてください。 それでは、また来月お会いしましょう。

(株)建築工房わたなべ  代表取締役  渡邉  泰敏