2014年4月:【平成26年度補助事業について】
皆さんこんにちは、渡邉です。気がつけばもう4月。自動販売機で缶コーヒーを買うのに130円も必要になり、今更ながら消費税増税を実感しています。
さて、新年度に入り住宅に関する補助金の様子もだいぶ見えてきました。そこで今月号の『ひげ日記』では本年度の住宅関連補助金について一部ご案内させていただきたいと思います。まだ正式に発表されていないものもありますので、私の予想も含まれています。
また既に発表されたものについても、大まかな説明のみですので詳細は別途ご確認下さい。
■「住んで良し しずおか木の家推進事業」(静岡県内限定)
・募集棟数はおおよそ1,100棟程度(予算の範囲で先着順)
・助成の金額はしずおか優良木材等の使用量に応じて6~30万円
・住宅の新築や増改築で使用する木材の50%以上をしずおか優良木材を利用すること。
・住宅の設計者や施工者が「しずおか木の家推進事業者」であること
(弊社は推進事業者登録されています。)
■「富士地域材使用住宅取得費補助事業」(富士市内限定)
・募集棟数は40棟(先着順)。補助額は30万円(定額)
・木材総使用量の内、30%以上が富士地域材であり、しずおか優良木材認証製品であると。
※「しずおか木の家」と「富士地域材」そして「木材利用ポイント」は合わせて利用可能です。
(木材利用ポイントについては、「心ほっこり4月号」P5をご覧ください。)
■「静岡県住宅省エネリフォーム支援事業費補助金」
・リフォ-ムに関しては内外壁の断熱改修、窓の断熱改修、節水トイレへの改修、高断熱浴槽への改修の内2つ以上の工事及びそれと同時に行うその他の省エネ工事費が100万円以上の場合に10万円の助成となります。
更に割り増し補助として県産材の使用量に応じて5万円または10万円の助成。耐震補強を同時に行うと少しだけ補助額の引き上げもあります。
昨年度までの高齢者型や子育て型の補助は無くなってしまい、省エネリフォ-ムに対するものだけになってしまいました。
■地域型住宅ブランド化事業
本年度が最後とも言われているこの補助事業は例年より少し早い時期に募集が行われるようです。昨年からの大きな変更点も無い様です。また、地域の産業・住文化・景観に寄与する取組み、和の住まいの推進に関する取組みを積極的に評価して優先的に取り扱うようです。この事業の補助金は1棟あたり100万円となっています。
■住宅のゼロエネルギー化推進事業
こちらも昨年より早い時期に募集が行われると思われます。といいますのも、昨年のこの事業に関する東京での説明会が5月27日だったのですが、本年度は4月11日と約1.5ヶ月早く開催されるからです。こちらは昨年、一昨年とも1棟あたりの補助額の上限は165万円。昨年弊社では2棟採択されました。その内の1棟の完成見学会を4月12日(土)、13日(日)に新富士駅近くの富士市横割で行います。
見学会に関する詳しい内容はこちらをご覧下さい。
今回ご紹介したもの以外にもまだいろいろな補助事業があります。新築や増改築等を検討されている方は、自分が考えている工事内容で使えそうな補助事業があるかどうか一度確認をしてみては如何でしょうか?今回ご紹介させていただいた補助事業に関する実際の手続きや、さらに詳しい内容をお知りになりたい方はお気軽に弊社までお問い合わせ下さい。
それではまた来月お会いしましょう。
㈱建築工房わたなべ 代表取締役 渡邉泰敏