2021年7月:【自動車燃費ランキング】
皆さんこんにちは、渡邉です。
気が付くと7月、今年も既に半分終わってしまいました。
富士市でも比較的早いスピードでワクチン接種が進みコロナ騒動も年内には落ち着くのではないかと、密かに期待しています。
さて今月号の「ひげ日記」は、本年3月31日に国土交通省から発表された「自動車燃費一覧」を元に書かせて頂きます。
下記記載の燃費とは、1Lの燃料で自動車が走行する距離で、型式指定審査において取得する国土交通省審査値です。本年からの燃費値はWLTCモードの燃費値です。また、令和2年度末時点で新車として販売している自動車が対象です。
■軽自動車部門
軽自動車部門の1位は2台あり、アルト(スズキ)とキャロル(マツダ)で25.8km/Lです。こうしてみると、軽自動車の1位は普通車・小型車の10位より燃費が悪いというのが分かります。
■「JC08モード」から「WLTCモード」に
WLTCモードとは、EU、アメリカをはじめ、インドや韓国でも採用されている国際的な燃費計算の試験方法です。
「世界統一試験サイクル」といわれる国際的な試験方法のことで、2014年3月に国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラムで採択されました。
これまでカタログに記載されていた日本独自の「JC08モード燃費(国土交通省審査値)」に代わる燃費測定方法です。
従来の燃費表示ではJC08モードによる燃費だけが表記されていましたが、これからはWLTCモードに基づく燃費に加え、3つの走行モードごとの燃費が表示されます。
車のカタログや展示車に表示される燃費は、「市街地モード:信号や渋滞の影響を受ける比較的低速走行を想定」「郊外モード:信号や渋滞の影響をあまり受けない走行を想定」「高速道路モード」の3つの走行モードによる燃費とそれらを統合した「WLTCモード」の4つの燃費が表記されるため、ユーザーはそれぞれの使い方にあわせた実際の燃費と比較しやすくなるとのことです。
■感想
普通車部門1位はきっとプリウスだろうと勝手に思っていましたが、更に燃費のよい車があるのですね。
1位のヤリスの燃費はなんと36km/L、なんとも驚きです。
ヤリスという車の存在を知らなかったので調べてみました。
機能や価格などはなかなか魅力的ですが、セダン好きの私にはちょっと厳しい感じでした。
また10台中7台がトヨタ車です。
富士市に住む私としては、ニッサンには頑張って欲しいと思います。
■さいごに
2020年10月に菅総理は所信表明演説で、「我が国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、ここに宣言いたします」と表明しました。
これで大きな流れができました。自動車業界だけでなく、建築業界なども大きく動いています。
このカーボンニュートラルについてはまた、「ひげ日記」で取り上げたいと思います。
今年は祝日法の改正で7月19日の海の日が22日に、10月10日のスポーツの日も7月23日に移動です。
もうすぐオリンピックも始まりますが、以前申し込んだチケットは全て外れましたので、宿泊先の心配等も全く不要で、自宅でのんびりビール片手にTV観戦し応援しようと思っています。
頑張れニッポン!!それではまた来月、お会いしましょう
株式会社建築工房わたなべ 代表取締役 渡邉 泰敏