2008年12月:【今年一年を振り返って】
皆さんこんにちは、渡辺です。
気がつけばもう12月です。本年最後の『ひげ日記』は、今年一年を振り返って書いてみたいと思います。
本年1月号の『ひげ日記』で書かせていただいた今年の目標は以下の通りでした。
1.自立循環型住宅への更なる取り組み
自立循環型住宅の考え方については、お客様にとても支持していただけました。社内的にもかなり理解が深まり、設計にも積極的に取り入れられるようになってきたと考えています。快適・省エネで住む人にも地球にも、そしてお財布にも優しい住宅を目指せるようになってきたと思います。来年は更なるレベルアップを目指します。
2. 耐震性能へのこだわり
3. 温熱環境へのこだわり
本年ご契約を頂いた弊社設計施工の新築住宅は全棟、品確法の最高等級である耐震等級3レベル、温熱環境についても最高等級の次世代省エネ基準の断熱性能で建てさせていただきました。私たちは『すまいは命の箱である』と考え、地震のときに大切な家族や財産を守る家を今後も建て続けて行きたいと考えています。耐震性能や断熱・気密性能のように建てた後からでは性能を上げることの難しい、仕上がってしまってからでは見えなくなってしまう部分の技術や性能に拘ることができたと思っています。地震に強く住む人と地球に優しい家づくり~快適で省エネのできるエコハウス~の目標に向かってかなり前進できたと考えています。来年は、こうした断熱・気密、耐震等についての技術をリフォ-ムにも活用し、『エコリフォ-ム』に積極的に取り組んで行きます。『エコリフォ-ム』については、技術的な話や拡充が予想される補助金の情報なども、いち早く皆様にお伝えしていきます。
しかし、本年は猛省すべき点もありました。私が、新しい技術や商品などを積極的に採用し、ハイレベルな内容の仕事をスタッフに要求しすぎたため、弊社スタッフにはかなりの負担を掛けてしまいました。その結果スタッフに余裕が無く、お客様にご迷惑をおかけしまうことがありました。リフォ-ムのご依頼を頂いたのに、連絡や見積もりが遅くなってしまったり、機器等の不具合のご連絡を頂いたのに、その対応が結果的に不十分となってしまったこともありました。本当に申し訳ございませんでした。今まで弊社で家を建ててくださったり、リフォ-ムの仕事をご依頼いただいた皆様のおかげで弊社は今日まで仕事を続けてくることができました。それなのに、そんな大切な皆様への対応が遅れたり、ご満足いただく対応ができないことがあったことを、心よりお詫びいたします。来年は原点に立ち返り、弊社で家を建ててくださったお客様、リフォ-ムをしてくださったお客様の期待を裏切らないように、皆様からのご連絡やお問い合わせへの迅速な対応、そして心のこもった対応を徹底いたします。
最後に、こうして今年も一年を終えることができますのは、弊社を支えてくださっている皆様のおかげです。 来
年は、今年の良かった部分は更にレベルアップし、悪かった部分は真摯に反省し改善してまいります。
皆様、今年も一年間お世話になり本当に有難うございました。来年も建築工房わたなべを宜しくお願い致します。
それでは皆様、良いお年を!