2023年10月:【『なんと 200号!!』】
皆さまこんにちは渡邉です。10月に入り、かなり涼しくなりました。暑がりの私も朝出社する時は長袖のワイシャツにベストになりました。
さて、今号で「心ほっこり」は、なんと200号です!!創刊は2007年3月。それから16年以上1度も欠かすことなく毎月発行したとは驚きです。当然ですが、このひげ日記も今回で200話となります。
■「心ほっこり」創刊にあたって
これが創刊号のひげ日記タイトルでした。建築工房わたなべも設立から17年が経過し、ご無沙汰してしまっているお客様への感謝の気持ちを込めて、月に1度手作りで情報をお届けさせていただきたいとの思いでこの新聞を作り始めました。
弊社ホームページは1999年開設で、そこで情報発信はさせていただいていますが、インターネットの時代だからこそアナログの新聞を作り、お客様からのアクセスではなく、弊社からお客様へ情報をお届けしたいという思いで新聞という形にしました。会社名を付けたパンフレットや売り込みだけの新聞では無く、読んでいただく皆様の心がほっこりしていただけるようにとの思いで、「心ほっこり」という名前に決めました。
先日も大御所の設計事務所の先生から、毎号欠かさず読んでいて事務所内で回覧している。さらに全て保管しているという嬉しい声も頂きました。また『ひげ日記』は本当に渡邉さんが書いているの?とも聞かれました。もちろん毎月私が書いています!!とお答えしました(笑)。新聞の内容も充実しているという有難い言葉も頂きました。近年はお客様から新聞の内容で質問を受ける事もあり、まさに継続は力なりを実感しています。
■地震に強く住む人と地球にやさしい家
弊社ホームページには全てのひげ日記が掲載してあります。創刊当時のものを読み返してみると、2007年5月の第3号は【地震に強く、住む人と地球にやさしい家】というタイトルでした。内容を一部ご紹介させていただくと、『これまでのような値段で石油が使えなくなるこれからの時代には、《省エネのできる家》というのが、家づくりの大切なキーワードになる。
私は《住まいは命の箱である》という考えのもと、「一番大切なのは建物の構造安全性である。」と言い続けてきた。今後は、どうすれば快適でさらに省エネな住まいをつくることができるのか?を考えそして実行していきたい。
極力自然エネルギーを活用した上で、建物の設計手法に注意を払うだけではなく、エアコンや冷蔵庫等の電化製品まで含めたエネルギー消費量を計算し、居住性や利便性の水準を向上させつつエネルギー消費量を削減させることのできる家。
地球に負荷をかけない、太陽の力や心地よい風などの自然エネルギー利用などの昔からの日本人の知恵と、断熱や気密、高効率な照明設備や給湯設備などの現代の技術を併せ持った家づくり。それが私の目指す《地震に強く、住む人と地球にやさしい家》なのです。』と結んでありました。
今から16年前の2007年に高気密・高断熱、パッシブデザイン、高効率機器について書いてあるとは我ながら驚きました。その考えは今も全く変わっていません。
■さいごに
200号に到達できたのは読んでいただける皆様のお陰です。大変感謝しています。そして創刊からほぼ一人で企画からまとめまでの作業をしてくれている、心ほっこり編集長の小川が居なかったらとても無理だったと思います。凄いです。本当にありがとうとお礼を言いたい!!
今後も何号まで続けられるかはわかりませんが、楽しんでこの新聞づくりを続けて行きたいと思います。そして《地震に強く住む人と地球にやさしい家》~快適で省エネなエコハウス~を更に改善し、皆様にお届けできるよう勉強も続けて行きます。
今後とも宜しくお願いいたします。それではまた来月お会いしましょう。
㈱建築工房わたなべ 代表取締役 渡邉 泰敏