2014年7月:【富士市スミドキ U-40】
こんにちは渡邉です。暦の上ではもう秋ですが、暑い日が続いています。皆さん夏バテなどしていませんか。私の場合食欲は旺盛なので、ガッツリ食べてこの夏を乗り切りたいと思っています。
さて、富士市の人口は、平成21年12月末の26万1,690人をピークに減少が始まりました。平成23年11月からは転出者が転入者を大幅に上回る状態が続き、人口の流出が顕著になっています。特に若い世代(15~39歳)の人口は、ほかの世代よりも減少が進んでいるというあまりよろしくない状況です。
今月号のひげ日記ではその様な状況の中、9月9日から受付の始まる「富士市スミドキU-40」という制度のご紹介をさせていただきます。
■スミドキU-40(アンダー40)の制度創設趣旨
正式には富士市若者世帯定住支援奨励金交付制度。人口減少の著しい若者世帯の市外からの転入を促進するため、若者夫婦を対象に、住宅取得に係る費用に対して助成を行う制度。
■対象者及び対象要件等
・若者世帯(夫または妻が計画申請時に満40歳未満である夫婦)の世帯員が転入者(富士市に転入をしたもので転入の日の前日まで1年以上継続して富士市外に居住していたもの)であること
・定住をすること(10年以上の居住)
・自ら居住すること ・用途地域のうち、住居系または商業系用途地域内において住宅を取得(準工業地域、工業地域及び工業専用地域はNGという事)
・取得価格が500万円以上である新築住宅、建売住宅、中古住宅、分譲マンションで居住部分の床面積が50平方メ-トルを超えるもの。
■Q&A
Q1:市外から子供夫婦が転入し増改築を行う場合は?
A:転入する子供夫婦が施主となり、増改築部分の床面積が50平方メ-トル以上、
かつその費用が500万円以上であれば対象。
Q2:アパ-トを新築しその一室に居住する場合は?
A:その一室を居宅にする場合は対象。また店舗兼用住宅も対象。
Q3:建物が親との共有の場合は?
A:若者夫婦世帯の持分が1/2以上でかつ500万円以上負担していれば対象。
■奨励金の額
助成額は70万円
・さらに富士市内の工務店等で新築の場合+30万円
・二世帯住宅の場合+20万円
・中学校就学前の子がいる場合:中学就学前の子1人につき+10万円とし+30万円を限度。 例えば中学就学前の子供が3人で二世帯住宅を弊社にて建築(富士市内の工務店)の場合、70万+30万+20万+30万=150万円の奨励金となります。
また、この制度と富士ヒノキの家「富士地域材使用住宅取得費補助事業」補助額30万円や静岡県産材の家づくり支援制度「住んでよし しずおか木の家推進事業」助成額最大30万円、木材利用ポイント最大30万ポイント(1ポイント1円換算)などとの併用可能です。増築でも使える制度ですのでそれぞれのケ-スによって各種補助事業との組み合わせが可能です。今回のご紹介は概要のみです。興味のある方はそれぞれのホ-ムペ-ジまたは弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。
■さいごに
つくり手の会特製の家づくりの本・第3弾が完成しました!「家事塾15の教え-暮らしから“家”の役割を考えてみよう」です。今回は著書『「捨てる!」技術』が100万部を超すベストセラ-となった、家事塾代表の辰巳渚さんによる執筆です。発刊を記念してこの素敵な小冊子を、心ほっこり読者の皆様にプレゼントさせていただきます。ご希望の方は、電話・メ-ルまたは弊社HPからご連絡下さい。
それでは、また来月お会いしましょう。
㈱建築工房わたなべ 代表取締役 渡邉泰敏