2015年9月:【2016年度 概算要求】
みなさまこんにちは渡邉です。
すっかり涼しくなりましたが、このところはっきりしない天気でうっとうしい毎日ですね。季節の変わり目なので、風邪など引かぬよう注意して下さい。
さて、国土交通省と経済産業省は8月下旬に2016年度予算の概算要求を公表しました。
今月号のひげ日記ではこれらの概算要求の内、住宅に関する部分について取り上げてみたいと思います。
■国土交通省
・「長期優良化住宅リフォーム推進事業」 72.79億円(2015年度比2.37倍) 既存住宅の長寿命化に資するリフォームの先進的な取組みを支援し、中古流通
・リフォーム市場の活性化を図る事が目的。 2015年度比2.37倍の予算要求です。かなり本気で既存住宅の長期優良化を考えているという事だと思います。
・「地域型住宅グリーン化事業」 120億円(2015年度比1.09倍) 地域における木造住宅の生産体制を強化し、環境負荷の低減を図るため、省エネルギー性能や耐久性等に優れた木造住宅に対して支援する。
本年度から始まったグリーン化事業は昨年まで行われていた「地域型住宅ブランド化事業」の後継事業です。この事業には「超寿命型」と「高度省エネ型」の2つがあります。「長寿命型」(100万円~120万円補助)で必要な基本性能は長期優良住宅の認定基準程度なので、弊社の基本仕様で楽々クリアです。「高度省エネ型」(165万円~185万円)は低炭素住宅の認定をとるものと太陽光発電設備を載せてゼロエネルギー住宅とするものがあります。
・「住宅・ビルの革新的省エネルギー技術導入促進事業費補助金」 150億円(2015年度比1.97倍) エネルギー消費量が増大している住宅
・ビルの省エネルギー化を推進するため、先進的省エネルギー建築物導入を支援する。また、既存住宅
・建築物の断熱性能向上を図るため、高性能な断熱材や窓等の導入を支援する。
こちらの予算も凄いです。ほぼ倍増!!
■まとめ
国交省、経産省の概算要求を見ると、省エネルギーに関する補助事業が目立ちます。こうした内容は弊社にとって得意分野ですので、来年度も各種補助金を積極的に利用しお客さまに還元したいと思います。いずれの事業も高気密・高断熱の住まいに省エネ機器を設置する事が基本です。
ゼロエネ等の計算をするとよくわかるのですが、その際はバランスがとても大切です。中でも断熱性能(断熱材とサッシ等)と給湯器、空調機この三つのコストと性能のバランス、ここがポイントです。
本年度の各種補助金の残り枠もだいぶ少なくなってきました。これらの内容を知りたい方はお気軽に弊社までお問い合わせ下さい。
■さいごに
今月26日(土)、27日(日)の2日間富士市松岡にて完成見学会を開催させて頂きます。国が目指すゼロエネルギー住宅とはどういうものか?地域型住宅グリーン化事業や各種補助事業を利用するのにはどうしたらよいか?など家づくりに興味のある方には必見の見学会です。また最近TVCMや吉本のシルク姉さん、ロンブーの淳さんが使っている事でも有名なマイクロバブルトルネードの体験コーナーも設けます。
1/1000mmの泡で体の隅々の汚れや毛穴の奥の老廃物も吸着し加齢臭まで取り除いてくれるというマイクロバブルトルネード。私も自宅で最近使い始めましたがお肌つるつるになります!!凄いです!!論より証拠です。お時間のある方は気軽に体験しにきてください(手だけですよ)。見学会の詳細は、挟み込みの見学会案内をご覧ください。
それではまた 来月お会いしましょう。
㈱建築工房わたなべ 代表取締役 渡邉泰敏