2023年01月:【『癸卯(みずのと・う)』】
謹んで初春のお祝いを申し上げます
旧年中は多大なるお力添えをいただきありがとうございました
2023年最初の「ひげ日記」は、毎年恒例となりました、今年の干支(えと)について書かせていただきたいと思います。
干支は「十干(じっかん)」の「干」と「十二支」の「支」を組み合わせたものです。
2023年,令和5年の干支は癸卯(みずのと・う)にあたります
■癸卯(みずのと・う)の年とは
癸卯は、十干の10番目にあたる癸と、十二支の4番目にあたる卯の組み合わせで、十干十二支では40番目にあたる組み合わせです。陰陽五行説では、癸が水の陰のエネルギーを表し、卯が木の陰のエネルギーを表します。
「癸」は雨や露、霧など、静かで温かい大地を潤す恵みの水を表しています。十干の最後にあたる癸は、生命の終わりを意味するとともに、次の新たな生命が成長し始めている状態を意味しています。
「卯」は穏やかなうさぎの様子から安全、温和の意味があります。また、うさぎのように跳ね上がるという意味があり、卯年は何かを開始するのに縁起がよく、希望があふれ、景気回復、好転するよい年になると言われています。
2023年は「癸」と「卯」の組み合わせから、これまでの努力が実を結び、勢いよく成長し飛躍するような年になると考えられます。
■還暦を迎える有名人
今年還暦を迎える1963年(昭和38年)生まれの有名人は、今井美樹、河合奈保子、ブラット・ピット、広田レオナ、高木沙耶、香坂みゆき、藤谷美和子、沢田知可子、川崎麻世、マイケル・ジョーダン、ホイットニー・ヒューストン、唐沢寿明、松重豊などです。
1963年(昭和38年)の出来事は、大鵬、史上初の6場所連続優勝、黒部ダム完成、新千円札(伊藤博文肖像)発行、アニメ「鉄腕アトム」放送開始(連続テレビアニメ第1号)。またこの年のヒット曲1位は「こんにちは赤ちゃん」梓みちよ、2位は「見上げてごらん夜の星を」坂本九、3位は「高校三年生」舟木一夫でした。
■2023年に予定されている主な
イベント等
・1月31日:渋谷の東急百貨店本店が
営業終了予定
・1月8日:NHK大河ドラマ第62作「どうする家康」放送開始、脚本 古沢良太、 主演で徳川家康役に松本潤、織田信長役に岡田准一
・3月:東京駅八重洲口の「八重洲ブックセンター本店」が閉店予定
・4月1日:「相隣関係規定の見直し」などを含む土地利用の円滑化が図られる民法改正が施行予定
・4月:ドイツの全原子力発電所が、稼働を停止する。2022年12月末に全基停止予定だったがウクライナ侵攻などによるエネルギー危機が原因で延長された。
・4月ころ:2022年10月から国際宇宙ステーション(ISS)に約半年間滞在していた若田光一さんが地球に帰還予定
・9月8日: フランスでラグビーワールドカップ2023が開催。10月28日まで。
・10月:消費税の仕入税額控除の方式として「適格請求書等保存方式」いわゆる「インボイス制度」導入開始予定。
■さいごに
2023年は癸卯(みずのと・う)の年。「二兎を追う者は一兎をも得ず」などとならぬよう、建築に関する勉強と努力を重ね「うさぎの上り坂」の1年となるよう頑張りたいと思います。そして、本年こそマスクをはずして皆様の笑顔を拝見したいと思います。コロナ収束を願いつつ 本年も よろしくお願い申し上げます。 令和五年 元旦
株式会社建築工房わたなべ 代表取締役 渡邉 泰敏