㈱エヌ・シ-・エヌ

■㈱エヌ・シー・エヌ:【田鎖 郁男】

田鎖郁男と申します。 いつも渡邉社長にはお世話になっております。SE構法を販売しております株式会社エヌ・シ-・エヌの代表をしております。
  また、住宅に関する本を4冊ほど書いています。拙著「家、3匹のこぶたが間違っていたこと」をお読みいただいた方もいらっしゃるかもしれませんが、たくさんの工務店さん方と良い家作りのための研究をしております。

 今年のお正月に「阪神・淡路大震災から15年 神戸新聞の7日間~命と向き合った被災記者達の闘い~」が放送されました。ご覧になりました?嵐の桜井君が、阪神淡路の大被害の中、被災地の報道を休むことなく伝え続ける新人報道カメラマン闘いを好演していました。私は、桜井君ほど格好良くないですが、15年前の、あの日からずっと闘っています。ドラマに出てくるカメラマンと同じ年くらいの29歳で活動を始め、もう44歳になってしまいました。 何と闘っているかって?この国の木造住宅を、地震が来ても壊れない家に変えるという闘いを15年間続けています。ドラマは「被災地の報道」がテ-マ、私のテ-マは、「地震が来ても人が死なない家」。日本中の家を地震が来ても人が死なない安全な建物にすることを目標にしています。まずは、正しく構造計算(耐震シュミレ-ション)をすることからスタ-トです。
 日本の木造住宅は、ほとんどが構造の耐震性を計算しないで建築されています。伝統的な建物は昔から、構造計算していないから、ということで、法律でも構造計算は義務付けられていないのが現状です。
 静岡県では、「東海大震災」が来ると言われていますが、まだ、構造計算しないで家を作る建設会社が多い。そんな中で「建築工房わたなべ」さんは、7年前から法律で決められていなくても構造計算して木造住宅を建築していらっしゃる、私にとっては共に闘う「貴重な同志」であります。(と勝手に思っています。)
   最近、私の活動にもう一つ新たなテ-マができました。住宅の完成保証です。静岡県では大手ハウスメ-カ-「富士ハウス」が昨年倒産したことでニュ-スになりましたが、そのとき、契約金や中間金を払ったのに家が完成しないという大変不幸なお施主様がたくさんいらっしゃいました。何百万円も先にお金を払ったのに、家が完成する前に建設会社が倒産してしまいお金が返ってこないなんてありえない。と思いますが、実際の不幸な出来事です。 こんなことが絶対におこらないように「完成保証保険」(詳しくは、渡邉社長に聞いてください。)を全ての建築契約に付けようという活動を開始しました。
 昨年から「重量木骨の家」には全て完成保証を付けて販売しています。

 私の活動は、どれも建築会社さんと一緒にやらなければいけないことばかりです。そして、法律で決められていない面倒なことをやらなければならない。けれど家を建てる人が安心して暮らせる、家族が楽しく暮らせる家を作るためには必要な事ことばかりだと思うので、今年も闘い続けようと思います。
今年からは、自立循環型住宅の研究もスタ-トさせますので、自立循環の大先輩の渡邉さんの経験をたくさん教えてもらう予定です。(勝手に決めました。渡邉社長 今年もよろしくお願いします!)最後に皆さんの家作りが成功されますことを心よりお祈り申し上げます。(そのために是非、建築工房わたなべさんに足を運んでくださいね。)』


田鎖さんに、色々質問させていただきました。
Q:珍しいお名前ですが・・
  田鎖という名前は岩手県盛岡市にある名前だそうです。
 しかし私自身はサイタミアン(埼玉出身者)です。

Q:この仕事を始められたきっかけは?
 本文に書いてしまいました。阪神淡路震災と播繁先生との出会い。

Q:今年の建築業界はどうなっていくと思われますか?
  建築業界は、公共工事だのみのゼネコン業界はもっと酷くなると思いますが、住宅(特に注文住宅業界)は良くなると思います。 今年は、最大規模の住宅ロ-ン減税600万円 長期優良住宅の政府補助金100万円の継続。 フラット35Sでは1%の金利を10年間減額(国の補助)がスタ-トしますので、住宅購入者にとっては本当に最大チャンスの年になると思います。(民主党政権がもし続かないと今年限りになってしまうので)家は景気が悪い時に買うのが一番お徳。

  Q:今後の重量木骨の家についてお願いします。
  昨年、長期優良住宅がほぼ標準装備になりましたので、今年からの重量木骨の家は、本格的に「木造ラ-メン構造でしかできない自立循環型住宅」の研究と商品開発に力を入れたいと思います。野池先生をアドバイザ-に迎えワ-クショップをスタ-トさせたいと考えています。 

心ほっこり編集室コメント
サイタミアンの田鎖さん、わかっていても、つい”たぐさりさん“とお呼びしてしまいます。正しくは”たくさりさん“ですよね。気をつけますm(__)m 本当に田鎖さんの書かれる文章は、いつも明快で、読みやすく、すっ~と心の中に入ってきて感動します。一番最初に“SE構法“の確認申請書を役所に提出に行った時に、「何ですか?この構法は?」と聞かれ、「とにかくすごいんです!」「2階建てなのに構造計算されているんです!」「地震に強い家なのです!」「命を助ける家なのです!」と興奮して説明し、審査官に「すごいのはよくわかったよ」と苦笑いされたのを覚えています。あの分厚い構造計算書を、審査官の前に“ど~ん!”と提出する時、つい顔が自慢気になっちゃいましたよ~(笑)

 

■㈱エヌ・シー・エヌ:【中川 勝人】

㈱エヌ・シー・エヌの中川です。
「重量木骨の家」や「こぶた本」で知っている方も多いかと思いますが、SE構法を販売している会社で営業をしております。

 建築工房わたなべ様とは6年前からのお付き合いになりますが、「富士のわたなべさん」といえば全国的にも有名な会社なんです。(住宅の質と性能の知見が深い会社で、ある意味マニアか・・・と思うほどのこだわりのある会社です)私どもの社長も2回ほど住宅セミナーをさせて頂いており、終了後の富士宮焼きそばを含め絶品の会社です!
 私も伊豆の下田の出身ということもありまして静岡東部地域が盛り上がることはうれしい限りです。

 この業界に入ったのは、実家が工務店で、小さい頃から「建築現場は秘密基地・上棟式は大好きなお菓子まき」の環境だったからでしょうか。実際は親不孝でして実家を継がずに就職してしまいました。 現在は、神奈川県葉山町に「重量木骨の家」を建てて家族3人で住んでおります。自画自賛かもしれませんが、自社の製品に愛着を持って利用できるのはお金に換えられない価値だと、少しだけ誇りに思っております。
  自宅は1LDKのスケルトン住宅ですが、大空間の利点は、どこにいても家族の気配が感じられることです。弱点は、夜遅く帰ることが多いため、「抜き足差し足忍び足」で音を出せないことかもしれません(笑)。先日も深夜にドラマの最終回を見てグスングスンしていたら、声が大きくて眠れないと、吹抜け奥の2階から怒られました・・・でも家族だから許される程度ですので「大きく作って小さく割る」の家はお薦めです。今は1LDKですが、将来はDIYで材料調達して3LDK+ロフト付きの家に自分で改造できるよう、構造計算をした間取りにしています。ある意味200年住宅の考え方なのかもしれません。
 深夜の帰宅で6時起きの毎日ですので家にいる時間が少なく、週末婚??のような状態ですが、家族の笑顔と理解があるので助かっております。休みの日は娘と近くの海に行って遊んでおります。そんな時間が一番の栄養剤かもしれません。娘はいつも傷が絶えませんが、海や山の自然に触れて自由にたくましく成長してもらえればと思っております。

  仕事の話に戻りますが、エヌ・シー・エヌの企業理念は「安全で安心な木構造を広める」です。3歳の時の伊豆沖地震で、落ちてくる物がぶつかりながらも覆いかぶさって守ってくれた母親の記憶、阪神大震災により就職が大阪勤務となり赴任した際に見た崩れ焼け落ちた住宅地の光景と言葉にならない臭いの記憶をよく思い出します。地震によって家が凶器になってしまう現実を変えるには、建てる側も責任をもって家づくりに参加することだと思います。見た目や見栄えにこだわる事も必要だとは思いますが、まずは渡邉社長のように、本当に家づくりに正面から向き合い、悩み、考え、実践されている方と出会うことが大事だと思います。
 最後になりますが、皆様の今年一年が笑顔で幸せな時間となりますことを願っております。 

心ほっこり編集室コメント
中川さんが一番最初、建築工房に来社してくださったのは・・・今から6年前の事だったのですね。(その頃の中川さんは今より、ひとまわり大きかったような気がしますよ。ダイエット成功おめでとうございます。
中川さんの説明で我々いっぺんでSE構法のファンになってしまいました。それくらい、本当に丁寧でわかりやすくて、引き込まれる説明だったのを覚えています。
中川さんが伊豆下田出身だったとは知りませんでした。深夜に見て泣けたドラマって何だったのでしょう?もしかして、韓ドラ?そしたら私も仲間♪仲間♪違うかっ!?

 

■㈱エヌ・シー・エヌ:【西野 友洋】

はじめまして、株式会社エヌ・シ-エヌの西野友洋と申します。私は構造躯体である『SE構法』を販売する営業をしております。建築工房わたなべさんの担当になりまして8か月になります。
 自分で言うのは少し恥ずかしいのですが、私はちょっと変わった経歴の持ち主です。初めて就職した会社が、某有名芸能事務所でした。事務所の所属タレントで一番有名な方は、昨年末にNHK紅白歌合戦を引退した北島三郎さんです。演歌の大御所の事務所です。ちなみに、歌手希望だったのではなく、マネ-ジャ-希望で就職しました。その後、新御三家の一人(もう新御三家を知らない人も多いですよね)で、永遠のアイドル郷ひろみさんの事務所にもおりました。芸能という世界は、『楽しませる』事が一番。そこを追求する職業なんです。コンサ-トの演出やバラエティ-番組でもお客様の立場に立っています。だから、感動を生んだり、思い出を作ったり、観る人の心に残る仕事です。
 職業は変わりましたが、渡邉社長をはじめ、スタッフの方々とお施主様が楽しんで家づくりが出来るよう、安全で安心な木構造を提供しております。
家づくりは、一生に一度の事です。だからこそ楽しむ気持ちが一番大切です。是非、建築工房わたなべさんと家づくりを楽しんでください。

心ほっこり編集室コメント
西野さ~ん!!!そんな経歴の持ち主だったなんて本当にびっくりです。今度ぜひ、ゆっ~くりと色々な芸能界の話を聞かせていただきたいものです。
さて♪西野さんの裏情報を小川色々集めてまいりましたよ~。
まず第1:西野さんを一言で言うと「常に楽しく、笑顔の人」。
第2:実はアニメおたく「ガンダムや進撃の巨人」→新井さん♪仲間が出来て大喜び。
第3:ご家族とても仲良しで、実家のお好み焼き屋でよく家族会を開いているらしい。
第4:仕事は手抜きが出来ないタイプ。
そして第5:社長と同じ部屋に泊まった際に、ものすごいイビキで一睡もさせなかったが翌日全く気にしていない(笑)