Cat Garden House ~キャット・ガーデン・ハウス~
富士宮市小泉 Y様邸
工法別|SE構法
片流れ屋根に2つのボックス。
こげ茶のガルバリウム、アイボリーの塗り壁、そして、少し黄色味かがった木・・・。
色も形状も素材も異なる組み合わせを成立させた個性的な外観をもつY様邸です。
玄関は、すりガラスから入る陽でやわらかな雰囲気に。 玄関土間の扉は、収納から室内へとつながります。 |
3人家族が愛猫3匹と暮らす、くつろぎの空間が広がります。
床は無垢のパイン材。 |
天窓からの採光で明るい階段。 |
壁一面の収納は、ニュージーパインで木の温かみを感じます。
TV台(リビング収納)と食器棚を同じ素材で揃え、細々としたものがすっきりと収まっています。
コの字型の中庭プランで、家中に太陽の光が降り注ぎ明るく、その中庭は猫たちの遊びになっています。 コ愛猫たちは、リビングと中庭を自由に往来。 |
中庭の外周は格子状のため、風通したよく爽やか。 「しゃあ君」7歳です。 |
本来壁になる部分を利用して本棚にしました。小物を飾り、ギャラリー風の使い方も出来ます。
廊下の収納は下をオープンにして、猫のトイレ置場になっています。
高気密・高断熱ですので、ペレットストーブ1台で家中温かくなっています。
屋根の勾配を利用した天井高が、空間を広く感じさせます。 |
2階の寝室とベランダの間には、洗濯物を室内干しできるスペースをとってもらいました。花粉症がひどいので、春先は外に干さずにここへ。
室内でも日当たりが良いので、とてもよく乾きます。
■history
「建築工房わたなべ」さんとの出会ったのは8年前。ご近所で『SE構法』の新築工事の現場があったのがきっかけでした。
主人は基礎工事からずっと見ていて、『SE構法』に惚れ込んでしまい、自分が建てる時は「建築工房わたなべ」で、「SE構法」の家にしようと決めていました。
その後、見学会が開催されるたびに足を運び、営業担当の石川さんだけでなく、社長さんや女性事務員の方々ともすっかり顔なじみになりました。
そして、まだ築23年だった家を建替えることにしました。
■私達が希望したのは・・・。
建て替えるにあたって、私達が希望したのは2つ。
1.以前の家は暗かったので、とにかく明るい空間にして欲しい。
2.猫たちを外で遊ばせたい。
後はお任せといった感じでしたが、間取りもデザインも、とっても良い提案をしていただき、大満足です。
■ こだわったところは?そして住んでみていかがですか?
容積率の制限で延床面積が限られる中、建築工房わたなべが導き出した答えは、ウッドデッキを中心に3面の窓から光が降り注ぐ「コの字形の中庭プラン」でした。
室内とつながるアウトドアリビング。南東向きのため、朝からたっぷりの日差しが入り込む室内は、「焼けるといい味が出る」パイン材に。
無垢材ならではの温もりを肌で感じながら、視覚でも経年変化の深い味わいを楽しめそうです。
SE構法だから出来る、”玄関からL・D・K、吹抜けまで間仕切りなしで広がる大空間”に、中庭を望む3面にわたる開口部。
断熱性が心配になりそうなプランですが、高気密・高断熱の施工により、等級4という省エネ性能の最高レベルを取得しています。
「今年の冬もリビングのペレットストーブ1台で十分でした。」と奥様がおっしゃれば、「2階の私の部屋までじんわり暖かいんですよ。」とお嬢様が。
エアコンが1台も設置されていなくても、温度差の少ない環境は、愛猫たちにも心地良いようです。
【営業担当者から一言】
Y様とは出会ってから8年・・・長いお付き合いで、猫好き同士という事でも話が盛り上がったりしました。信頼されて、「石川さんにお任せ」と言われる分責任も重大でしたが、とても喜んでいただける家が出来て、本当に良かったです。
構造的な事だけご主人が決めて、後はすべて奥様とお嬢様が自由に・・・というスタイルも、Y様邸らしかったと思います。
余談ですが、3匹の猫の内の1匹「ちょこちゃん」は、前足の指が普通の猫と比べて1本多いんです。人間の手みたいに親指がニョキッと出ているんです。
営業部:石川 定
【建築担当者から一言】
工事の打ち合わせに、ご主人がいらした事は・・・数える程で、ほとんど現場では奥様とお嬢様と打ち合わせしながら工事を進めました。
夕方、奥様が猫の世話にみえた時、日に日に出来上がって形になっていく我が家を、とても嬉しそうに見ながら、色んなお話をさせていただいたことが印象に残っております。 建築部:村野早人